壁についた手アカ汚れに困っていました
リビングに通じる廊下に2段の階段があるのですが、その階段を上がる時についつい左側の壁に手を置いてしまうワケです。
汚れてたらサッと拭き掃除をすれば良い、のですが仕事と家事、子供の世話などなど
忙しい毎日で(ただの言い訳ですが)ついつい後回しになりがちです。
そこで、今回初めてセスキ炭酸ソーダを使ってみたので、その使い方と凄すぎる効果
をご紹介します。
家中のお掃除にナチュラル洗剤がピッタリ。
ナチュラル洗剤のひとつである、セスキ炭酸ソーダをご存知でしょうか?
(左から)クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウム、重曹
雑誌で特集が組まれたり、テレビの情報番組などでも紹介されるようになったので
すでに使っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
セスキ炭酸ソーダのことを説明する前に、よく耳にする「重曹」について説明します。
重曹は野菜のアク抜きや、ケーキ等焼き菓子の誇張剤(ふくらし粉)としてよく知ら れています。
元々自然界に存在する素材からできていて、食用にも使われるほど安全性が高いので
手肌にも優しく、ナチュラル洗剤としても幅広く支持されています。
重曹は水に溶けにくい性質で、その粒子を生かして研磨剤として使うとお鍋の焦げ付
きや茶渋などが驚くほど良く落ちます。クレンザーの代わりになるのです。
しかし、重曹は手アカや油汚れなどの酸性の汚れ落としには適さないのです。
そこでぜひ使いたいのが、セスキ炭酸ソーダです。
セスキ炭酸ソーダの成分は、重曹と炭酸ナトリウムがほぼ半々で混ざっています。
この両方の特性を生かしているので簡単に汚れが落とせるというわけなんですね。
では、恥をしのんでお見せします。こちらが手アカで汚れた壁の一部です。
お目汚し失礼しました。
セスキ炭酸ソーダの使い方。
では、その使い方です。セスキ炭酸ソーダはスプレーボトルに入れて水に溶かして
使います。準備するものは次の通り。
・セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
・水 500ml
・スポレーボトル
・じょうご(スプレーボトルに入れるときに使う)
ちなみに、セスキ炭酸ソーダとじょうごは100円ショップで購入しました。
ナチュラル洗剤は安上がりなのも魅力的です。
スプレーボトルにセスキ炭酸ソーダと水を入れたらスプレーノズルをしっかり閉めて
あとはよく振ります。
水に溶けやすい性質なのですぐに透明のセスキスプレーが出来上がります。
この簡単さもナチュラル洗剤の特徴です。
このセスキ水を壁に直接スプレーし、雑巾で水分を拭き取るようにこすります。
すると、さっきのあのズズ黒い壁が見事にきれいになりました。
そんなに力を入れるわけでもなく、ほんの5往復くらい拭いただけです。
うちの壁は壁紙ではなく、コンパネ材にペンキを塗ったものなのであまりこすると
ペンキが剥げるかも、と思いましたがその心配もなく見事に汚れだけが落ちました。
所々ポツポツがありますが、これはすでにペンキが剥がれていた部分です。 このあともう少しこすってみると本当にきれいさっぱりになりました。さらに、他の(もっと)汚い壁も拭いてみます。
こんなにきれい!(角っこのペンキが剥がれてみっともないですね)
使い終わった雑巾を水ですすぐと、こんなに汚れが出てきました。
ほんっとに汚いですね。たびたびのお目汚し大変失礼いたしました。
このように、セスキ水スプレーが1本あれば家中のちょっとした汚れが手軽にお掃除
できるのです。