10月から少しずつ家の中の断捨離を進めています。
片付けをするたび、家の中は不用品で溢れかえっていることを実感させられます。
この家に住み始めて12年。最初のころはスッキリしていたのに、いつの間にか物が増えていました。
心がザワついて来ました。こんなに物で溢れかえる前に、なんで行動できなかったんだろう。
自己嫌悪に陥り、気持ちがどんよりしてきました。
捨てるべきものを捨てることが出来ない自分
クローゼットや収納ボックスの中は、使えそうで使わない物がたくさん入っています。
使わないのならサッサと捨てれば良いのに、なぜだか捨てることが出来ない、捨てる勇気が出なかったのです。
私が捨てることに躊躇した理由は以下のとおり。
- 今は使わないけど、いつか使うかも知れない。
- 痩せたら着るかも知れない。
- 捨ててしまったらあとで困るんじゃないか。後悔するぞ。
- せっかく買ったのに。誰それさんから貰ったものなのに。
- 高かったのに。
- まだ使えるのに捨てるなんて勿体ない。
こんな理由で、必要のない物を目いっぱいに詰め込んでおきながら、「今使っている必要な物」の置き場所がない、と嘆いていたのです。
本末転倒とはこのことです。
これから徐々に断捨離して行くものを書き出してみました。
- クローゼットの中の着ない服
- サイズアウトした子ども服
- 使わないバッグ
- たくさんの本、雑誌
- もう聴くことのないCD
- もう観ることのないDVD
- 使ってない雑貨
- 故障した家電
- 日本酒コレクションの空き瓶
- 赤ちゃんの頃のオモチャ
- 食器棚の中身
- キッチン収納の中身
- 下駄箱の中
- リビングの机の引き出し
- 納戸の中
ざっと書き出しただけでもこんなにある。頭がクラクラします。
家の中が不用品で溢れかえったもうひとつの理由
それは、「片付けなんて面倒くさい」。分かっちゃいるけど、日々の暮らしに忙殺されてついつい億劫になって、その結果、物で溢れかえってしまったのです。
忙しい毎日で時間に追われながら生活してますが、それでも、のんびりネットサーフィンしたり「今日はまったりする日~」とか自分で設定して、お茶したり、お昼寝する時間は取れる。
だけど、面倒な片付けはしない。ササッとモップ掛けして、掃除機かけて、見えるところだけ何となく整理整頓できてりゃ良いでしょ。って感じで自己満足してました。
では何故、私が断捨離に踏み切ったのかと言うと、「自分の心の始末をつけたい」と思ったからです。
なんか仰々しい言い方ですが、リビングでいつも自分が座る場所から部屋中を見回してみると、家の中のチグハグさにだんだん気がついて来ました。
テーブル、ソファー、テレビ、収納ボックス・引き出しチェスト、ピアノ、子どものおもちゃ箱、その他いろんなところに、色とりどりの物が雑然と置かれています。
見ないふり出来てた時は良かったのだけど、気になりだしたら、もう無理。
心がザワザワして、不安な気持ちにもなりました。
このまま年老いて、体の自由が利きなくなったら「あんた!どうすんの?」と。
私は思いついたら速攻で行動しないと嫌なタイプなのですが、さすがに片付けだけは、計画を立てて、段階を踏んでしっかり取り組んでみようと思いました。
無理な計画を立てて挫折したら、もう取り返しが付かないような気がします。
断捨離して家の中から不用品が無くなれば、自分の心の始末をつけ、どんよりした気持ちから起死回生できると確信しました。
すべてを終えるまでには時間がかかります。無理なく進めて行きます。