メンドクサイけど、やらねば。
最近、雑誌やテレビ番組でも話題になることが多い、洗濯槽の内側のピロピロ黒カビ。前に掃除したのは、たしか梅雨の時期だったからもう4か月前くらいになります。ということは、すでにビッシリとピロピロがへばりついてるはず。まずい。
すご~く時間がかかるけど、取り掛かろう。
何でもかんでもメンドクサイばっかり言ってちゃダメダメ。
で、今回使うのはこちら、「根こそぎ革命」という商品です。
テレビショッピングで紹介されてて、あまりの洗浄力に感動し、すぐさま購入した物です。洗濯槽洗浄1回分の過炭酸ナトリウムが6袋入って、お値段は確か4300円くらいだったので、1回分は約716円になります。めっちゃ高いです。
この「根こそぎ革命」はこれが最後の1個なので、今後は100円ショップで売ってる「酸素系漂白剤」を使うことにします。中身は根こそぎ革命と同じ過炭酸ナトリウムです。
これだと1回分108円で出来ちゃいます。何でもっと早く気が付かなかったんだろう。
過炭酸ナトリウムを使う理由
「過炭酸ナトリウム」の良いところは、やはりその洗浄力の高さ。これを使うとビッシリ張り付いたピロピロを、それこそ根こそぎ取り除いてくれます。
ただ、ちょっとメンドイこともあります。それは、過炭酸ナトリウムはお湯と一緒に使うとより一層洗浄力が増すので、洗濯槽の掃除の時には必ず、40℃~50℃のお湯を使います。
洗濯機用の蛇口からお湯が出れば良いのだけれど、うちは水しか出ません。なので、こんな風に洗面器にお湯を貯めて給水ポンプで吸い上げ洗濯機にお湯を入れます。
これが、結構メンドクサイ(こればっかり)。気を許してると水流の勢いでホースが暴れだし、そこら中水浸しになります。だから、ホースが動かないようにジーッと手で押さえてるわけです。高水位までお湯を貯めるのはかなり時間がかかるのです。これが、メンドクサイ一因なのです。
もちろん、洗濯機にはおふろの残り湯などを吸い取る「お湯取り機能」なるものもあります。一回だけ使いましたが、これはもうめちゃくちゃ時間がかかったので却下しました。
超時間をかけて待つのか?ホースを押さえるのか?まあ、どっちにしても時間はかかります。
ここからがもっとメンドクサイ
さて、やっとお湯が貯まったので、過炭酸ナトリウムひと袋をドバーっと洗濯槽に投入します。お湯と反応して白い泡がブクブクと出てきました。この時点ですでにピロピロが少しづつ浮いてきます。もう、どんだけ汚いねんってことです。こんな洗濯槽の中にタオルやら洋服やら入れてグルグル回してたかと思うと本当に気持ち悪いです。
この後は「槽洗浄」ボタンを押して自動運転に任せます。洗濯機の取扱説明書によると、給水のあと15分かくはん、その後3時間放置、脱水から乾燥、で終了です。
しかし、これまでの経験上、これを一通りやってもピロピロをすべて取り除くことはできません。そんなに簡単ではないんです。ピロピロは。
なので、3時間放置したのち、いったん電源を切りもう一度電源を入れて「槽洗浄」ボタンを押す、を繰り返します。
この途中経過の写真でも分かる通り、ピロピロがたくさん浮いてきてます。これをお手製の網ですくい取るとこんな感じ。
今日はピロピロが少なめです。ちなみにお手製の網は、針金ハンガーに排水溝ネットを被せたものです。
今回は、夜遅くから作業を開始したので、15分かくはん→3時間放置→15分かくはん→3時間放置→15分かくはん→一晩放置、となりました。翌朝、もう一度15分かくはんし、排水。
まだまだ時間がかかる。本当に時間がかかる
さて、ここからがまたまた時間がかかります。洗濯槽に高水位まで水を貯め、通常コースで洗濯機を回します。途中で蓋を開けてみるとやっぱりピロピロがくっついてきます。
これが無くなるまで通常コースの運転を繰り返すわけですが、今回は3回繰り返しました。で、最後の最後に出てきたのがこちら、糸くずフィルターを取り付ける所からベロ~んと出て来よりました。
ウェ~気持ちワル。なんとなく、もう1回だけ通常運転しました。
もうこれで終了。ホンッとに時間がかかるわ。
でも、これだけ時間かけてもすべてのピロピロが取り除けたわけではないのです。このあと普通に洗濯しましたが、糸くずネットにはピロピロのかけらがくっついてました。
もう、何とかならんもんでしょうか。
確かに、きれいにはなったのですが、繰り返しますが、本当にすべてのピロピロ黒カビが取り除けたわけではない、のです。ピロピロがくっついてるのは内側だから、見えないし、手で洗えないし。洗濯のたびにかけらが出てくるし。
やっぱり、過炭酸ナトリウムでも限界があるってことです。
オーイ!メーカーさ~ん。ピロピロがくっつかない洗濯機作ってよ!
オーイ。聞こえてるか~。
オーイ!(メーカー勤務の方がこのブログ見てくれてるといいな)